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黄斑疾患

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黄斑疾患|東岸和田駅より徒歩6分の眼科 - ハーブ岸和田眼科

黄斑疾患

黄斑疾患とは、黄斑部という網膜の中心部に異常を来たす疾患です。
黄斑部には、文字や色を識別するほとんどの細胞があり、網膜の中でも視機能が最も鋭敏なところです。

加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性は、物を見るときに重要な黄斑部の機能が、加齢とともにダメージを受けて変化し、視力の低下を引き起こす疾患です。
加齢黄斑変性には、「萎縮型」と「滲出型」の2種類があります。

萎縮型加齢黄斑変性

「非滲出型」「ドライタイプ」とも呼ばれます。網膜の細胞が加齢により老廃物が蓄積して栄養不足に陥ります。そして、徐々に萎縮していきます。症状はゆっくりと進行するため、気づかない人もいます。
「萎縮型」は急激に視力が低下することはありませんが、「滲出型」に移行して急激に視力が低下することがあるので、定期的な検診が必要です。

滲出型加齢黄斑変性

「新生血管型」「ウェットタイプ」とも呼ばれます。網膜のすぐ下に新生血管が発生し、その血管が黄斑にダメージを与えます。新生血管は正常の網膜にはない血管で、脆く、出血を起こしやすいことがあります。出血により網膜が障害されて、急激に視力が低下していきます。

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は、糖尿病の合併症として起きてくる眼の疾患です。予備軍も含めると2,000万人といわれる糖尿病の患者数の多さもあり、糖尿病網膜症は緑内障とともに失明の大きな原因疾患となっています。
糖尿病には、のどが渇く、多尿などの症状がありますが、これらは病状がかなり悪くならないと気づきません。そのため初期~中期では自覚症状はほとんどないために、糖尿病に気が付かないことや、健康診断で指摘されても放置している方も少なくありません。
しかしその間にも糖尿病は確実に進行し、合併症が悪化していきます。糖尿病の合併症としては網膜症、腎症、神経症と言われています。糖尿病網膜症は一度進行すると改善することは困難で、放置すると失明に至るため、早期発見、早期進行抑制が重要です。

網膜静脈閉塞症

網膜の静脈が高血圧による動脈硬化などが原因で閉塞する疾患です。
糖尿病網膜症と並び、眼底出血を起こす代表的な原因として挙げられており、眼底出血の他に網膜の黄斑部に浮腫ができるなどの障害を引き起こします。物が歪んで見える、目がかすむ、視野欠損、視力低下があらわれます。
治療をせずに放置していると、網膜に酸素や栄養が行き届かず、硝子体出血や網膜剥離、血管新生緑内障を併発することがあります。

網膜静脈閉塞症の治療

薬物療法
静脈内の閉塞を解消するための薬や網膜の血管を拡張する薬などを使用し血流の改善を促します。
レーザー光凝固術
レーザーにより、浮腫が起きている部分を焼いて網膜を凝固させます。この治療は、病気の進行を抑えることが目的ですので、視力回復するわけではありません。
硝子体手術

網膜硝子体手術については下記ページを参照ください。